日本国際バカロレア校連盟では、年間を通じて多くの「ジョブアライク」を推進しています。 ジョブアライクは通常、PYPのある学年、特定の科目(例えば「数学」)、特定のIBコース(例えば「ATL」)に焦点を当てます。 特定の学校の先生やコーディネーターが主催し、他の学校の先生やコーディネーターが発表者または参加者として出席します。 同じような(”alike”)仕事(”job”)をしている方々が集まることから、「ジョブアライク」(Job-Alike​)と呼ばれています。

ジョブアライクの目的は、あらゆるレベルでIBへの理解を深めることです。IB校の経験者、新任教師、コーディネーター、副校長、校長、教頭などが集まり、優れた教育実践、教育アイデア、専門知識を共有し、それぞれの国や地域に関連する問題や課題を探り、戦略や解決策を共有する機会を提供します。

ジョブアライクの内容は主催校によって異なりますが、共通する特徴は以下の通りです。

  • 無料であること(学校までの交通費以外、費用はかからない)。
  • 1日(例:午前9時から午後3時)または時間区切り(午後4時から午後5時30分)で行われる。
  • 形式はカジュアルで、インフォーマルである。 
  • 参加者がコンテンツ作りに協力する。
  • 目的は、特定のトピック(学年、教科、IB実践、IBプログラムなど)に関するアイデア、活動、経験、リソースを共有することである。
  • 主催者は、ジョブアライク終了後も継続的に議論ができるように、そのトピックに関心のある人たちのネットワークを構築しようとすることがよくあります。

ジョブアライクの主催者は、毎回イベントのトピックを発表し、その時点で参加者に積極的な参加を求めるのが一般的です。 貴校が、そのトピックについて特に興味深い、あるいは効果的な関わり方をしている場合は、他の参加者に短いプレゼンテーションをしてもよいでしょう。

ジョブアライクを開始するための手順

  • 日本のIB校の先生方で、何らかのテーマでジョブアライクを開催したいとお考えの方は、担当のコーディネーターにその旨をお伝えください。 
  • コーディネーターは、関連するプログラムネットワーク(PYP、MYP、DP)の委員長に、ジョブアライクを開催する意向を伝えることができます。
  • ネットワーク委員長は参加者を集めるために、提案されたジョブアライク の詳細をネットワークに送ります。